草刈機を買おうと調べ始めたものの、「エンジン式とバッテリー式、結局どっちがいいの?」と迷っていませんか。
ネットにはたくさんの情報がありますが、比較表を見ても決め手がわからないという声をよく聞きます。
この記事では、草刈機選びで後悔しないための判断基準と、プロが現場で実際に使っているおすすめメーカーを具体的にお伝えします。
草刈機選びで迷わないための3つの判断ポイント
草刈機を選ぶ際、スペックや価格だけを見ていると失敗します。まずは自分の使い方に合った動力タイプを見極めることが大切です。
使用頻度と作業時間から動力タイプを決める
週に1回以上、1時間を超えるような作業が想定されるなら、エンジン式が向いています。燃料を補給すれば何時間でも連続稼働できるため、広い敷地や頻繁な草刈りには最適です。
一方、月に数回程度、30分〜1時間ほどの作業であればバッテリー式で十分対応できます。
エンジンをかける手間がなく、スイッチひとつで始動できる手軽さは大きなメリットです。
作業場所の環境で騒音・振動を考慮する
住宅地で使用する場合、騒音は無視できない問題です。エンジン式は早朝や休日の作業で近隣トラブルになるケースもあります。
バッテリー式は動作音が静かで、振動も少ないため身体への負担が軽減されます。
住宅街での使用や、長時間作業で手のしびれが気になる方にはバッテリー式が適しています。
予算はランニングコストまで含めて考える
エンジン式は本体価格が比較的安価ですが、混合油の購入やメンテナンス費用が継続的にかかります。
バッテリー式は本体価格がやや高めで、さらに予備バッテリーの購入が現実的に必要です。
初期投資は大きくなりますが、燃料代がかからずメンテナンスもほぼ不要なため、長期的なコストで考えると大きな差はありません。
エンジン式とバッテリー式の違いを5項目で比較
両タイプの特徴を具体的に比較してみましょう。
パワー・作業効率の違い
パワーに関してはエンジン式が圧倒的に優れています。太い茎や密集した雑草、笹なども力強く刈り取れます。
バッテリー式も年々性能が向上していますが、硬い草や広範囲の作業ではエンジン式に軍配が上がります。
稼働時間と燃料・充電の手間
エンジン式は混合油(ガソリンとオイルを混ぜた燃料)を使用します。燃料がある限り連続稼働が可能で、作業の中断がありません。
ただし、混合油の作り方を覚える必要があり、保管にも注意が必要です。
バッテリー式は1本あたり約2時間の稼働が目安です。広い敷地を刈る場合は途中でバッテリー切れになるため、予備バッテリーを2個程度用意しておくのが現実的です。
騒音・振動による身体への負担
エンジン式はどうしても騒音と振動が発生します。長時間作業では耳栓や防振手袋の着用が推奨されます。
バッテリー式は静音性に優れ、振動も少ないため、体力に自信がない方や長時間作業でも疲れにくいのが特徴です。
メンテナンスの手間と難易度
エンジン式はキャブレターの調整、エアフィルターの清掃、プラグ交換など定期的なメンテナンスが必要です。シーズンオフには燃料を抜いて保管するなど、手間がかかります。
バッテリー式はモーター駆動のため、基本的にメンテナンスフリーです。刃の交換程度で済むため、機械が苦手な方でも安心して使えます。
初期費用とトータルコストの考え方
エンジン式の本体価格は2〜5万円程度が中心です。これに加えて混合油、オイル、消耗部品の費用がかかります。
バッテリー式は本体が3〜6万円程度ですが、予備バッテリー(1個1〜2万円)を2個追加すると、初期費用は5〜10万円になることもあります。
ただし燃料代がかからないため、使用頻度が高いほどランニングコストでは有利になります。
エンジン式なら新ダイワかゼノアを選ぶべき理由
エンジン式草刈機を選ぶなら、メーカーは新ダイワかゼノアをおすすめします。
プロが認める耐久性と信頼性
新ダイワとゼノアは、農機具店や林業の現場で長年使われてきた実績があります。
エンジンの始動性、耐久性、パーツの入手しやすさなど、総合的な信頼性で他メーカーを上回ります。
ホームセンターで売られている安価な製品は、初期不良やパーツ供給の問題が起きやすいため、長く使うなら専門メーカーを選ぶのが賢明です。
排気量の選び方|23ccと26ccの使い分け
排気量は草刈機のパワーを示す指標です。選び方の目安は以下のとおりです。
23ccクラス:一般的な雑草を刈る用途であれば十分なパワーがあります。軽量で取り回しやすく、初心者や体力に自信がない方にも扱いやすいサイズです。
26ccクラス:笹や太い雑草、傾斜地での作業など多用途に使いたい場合はこちらを選びましょう。パワーに余裕があるため、硬い草でもストレスなく作業できます。
迷ったら26ccクラスを選んでおけば、大抵の作業に対応できます。
バッテリー式ならマキタ一択といえる3つの根拠
バッテリー式草刈機を選ぶなら、メーカーはマキタ一択です。
電動工具メーカーとしての圧倒的なバッテリー品質
マキタは電動工具の専門メーカーとして、バッテリー技術に長年の蓄積があります。充電の安定性、バッテリーの寿命、安全性など、他社製品とは品質に明確な差があります。
安価なノーブランド品はバッテリーの劣化が早く、1〜2年で使えなくなるケースも珍しくありません。
他の電動工具や家電とバッテリー共用できる汎用性
マキタの18Vバッテリーは、なんと390モデル以上の製品で共通使用できます。
草刈機だけでなく、コードレス掃除機、インパクトドライバー、丸ノコ、ブロワー、高圧洗浄機、充電式ラジオ、LEDライト、さらには扇風機(ファン)や暖房ウェアまで、同じバッテリーで動かせるのです。
つまり、家中の電動製品をマキタで統一すれば、バッテリーと充電器を使い回せるため、2台目以降は本体のみ購入すればOK。
初期コストを大幅に抑えられるうえ、充電器やバッテリーの管理も一元化できて取り回しが格段に楽になります。
実際に、掃除機・草刈機・ブロワーをすべてマキタ18Vで揃えている家庭では、バッテリー数本をローテーションするだけで家中の作業がまかなえると好評です。
予備バッテリー2個体制で実用的な作業時間を確保
バッテリー1本の稼働時間は約2時間が目安です。広めの庭や畑を刈る場合、1本では足りないことが多いため、予備バッテリーを2個用意しておくと安心です。
3本体制であれば、1本を使用中に2本を充電しておくローテーションが組め、実質的に連続作業が可能になります。
購入前に確認しておきたい注意点
草刈機を安全に使うために、購入前に確認しておくべきポイントがあります。
安全装備と服装の基本
草刈機は高速で刃が回転するため、石や破片が飛んでくる危険があります。以下の装備は必ず用意してください。
- 保護メガネまたはフェイスガード
- 長袖・長ズボン(肌の露出を避ける)
- 安全靴または足首を覆う靴
- 防振手袋(エンジン式の場合は特に推奨)
初心者が見落としがちな付属品・消耗品
本体以外にも必要なものがあります。購入時に一緒に揃えておきましょう。
- チップソー(替刃):消耗品のため予備があると安心
- 肩掛けベルト:付属していない機種もあるため確認が必要
- 混合油(エンジン式の場合):ホームセンターで購入可能
- 予備バッテリー(バッテリー式の場合):2個は用意したい
まとめ
草刈機選びのポイントを整理すると、以下のようになります。
- エンジン式:パワー重視、長時間作業向け。メーカーは新ダイワかゼノア、排気量は普通の草なら23cc、多用途なら26cc
- バッテリー式:手軽さ・静音性重視。メーカーはマキタ一択、予備バッテリー2個は必須
自分の使い方に合ったタイプを選べば、草刈り作業が格段に楽になります。ぜひ参考にしてください。
